近年、多くの企業で導入が進んでいる「kintone」。
名前は聞いたことがあるけど、結局どんなサービスで、何がメリットなの?と思う方も多いはず。
そこで今回は、そんな「kintone」についてわかりやすくまとめてみました。では早速見ていきましょう!
- kintoneの特徴と使い方
- 料金プランと選び方のポイント
- 導入メリットと注目される理由
- 実際のkintone活用事例
- デメリットと向いている人・企業
kintoneとは?
kintoneは、サイボウズが提供するクラウド型の業務アプリ作成ツールです。
プログラミングなしで自社に合ったアプリを作れるのが特徴で、顧客情報や案件、タスクなどをチームでまとめて管理できます。
さらに クラウドなので場所を問わずアクセス可能 なのもポイントです。
kintoneの料金比較
自社に合わせたアプリ作成ができるkintoneですが、利用には月額費用が必要です。
ここでは、kintoneの料金プランを比較し、コースごとの違いをわかりやすくまとめました。
| ライト 月額1,000円/1ユーザー | スタンダード 月額1,800円/1ユーザー | ワイド 月額3,000円/1ユーザー | |
|---|---|---|---|
| 最小契約人数 | 10ユーザー | 10ユーザー | 1000ユーザー |
| アプリ作成 | 100個まで | 1000個まで | 3000個まで |
| ポータル追加 | |||
| 外部連携& プラグイン | |||
| Webhook | |||
| ディスク容量 | 5GB/1ユーザー | 5GB/1ユーザー | 5GB/1ユーザー |
| 大規模向け機能 |
「結局どれを選べばいいの…?」となった方向けに簡単にまとめると
- ライト:コスト重視でお試し向け
- スタンダード:機能と価格のバランス◎
- ワイド:大規模利用に最適
※本記事の内容は2025年9月時点の公式サイト情報をもとに作成しています。最新の情報は kintone公式サイト をご確認ください。
なぜ今、kintoneが注目されているのか
最近、多くの企業で話題のkintone。
なぜそんなに話題になっているのか?その理由をざっくりまとめるとこんな感じです。
紙や表計算ソフトだけだと大変
この理由が特に大きいかと思います。
顧客情報や案件を紙や表計算ソフトで管理していると、情報がバラバラになったり、更新忘れが出たりします。
また、表計算ソフトで管理していると「会社にいないと開けない…」といった不便さを感じることもあります。
kintoneなら、全部まとめて管理できるのでラクちんなんです!
| kintone | 表計算ソフト | 専門システム | |
|---|---|---|---|
| 機能性 | |||
| 拡張性 | |||
| 使い勝手 | |||
| 構築スピード・コスト | |||
| 変更スピード・コスト |
※本記事の内容は2025年9月時点の公式サイト情報をもとに作成しています。最新の情報は kintone公式サイト をご確認ください。
プログラミング不要で自分で作れる
専門知識がなくてもアプリが作れるので、「システム部門に頼らずに業務改善できる!」というのが人気の理由です。
さらに、不具合があった場合も、kintoneなら簡単な修正ならシステム部門以外の人でも対応できるため、ハードルが低いのも大きな魅力です。
中小企業でも始めやすい
初期費用が少なく、必要に応じてアプリを追加できるので、小さな会社でもチャレンジしやすいです。
実際、Webアプリを作成しようとすると数百万円かかるところが、kintoneなら数十万円でできちゃうんです!
圧倒的なコストの低さが話題を呼んでいるわけなんです!!
つまり、今kintoneが注目されているのは、
- 紙やExcel管理の不便さを解消できる
- 専門知識なしで自分でアプリを作れる
- 低コストで中小企業でも導入しやすい
という理由からなんです。
どれも「現場の困りごとをすぐ解決できる」ポイントが大きな魅力ですね!
kintoneの活用事例
先ほど「現場の困りごとをすぐ解決」とご紹介しましたが、実際にkintone 活用事例ではどのような業務改善が可能なのでしょうか?
ここでは、kintone で作れるアプリの活用事例を3つピックアップして具体的にご紹介します。
顧客管理アプリ
「Excelで顧客管理、大変すぎ…!」という方にピッタリ。
kintoneなら顧客情報をまとめて管理できて、社内で簡単に共有も可能。スマホからも見られるので、脱エクセルに最適です!
日報管理アプリ
毎日の面倒な日報も、kintoneなら決まったフォーマットでサクッと作成。
承認フローも簡単に設定できるので、作業もストレスもぐっと減ります。
社内アンケートアプリ
イベントのアンケートも紙いらずでラクラク作成。
ラジオボタンで参加・不参加を選んだり、希望日時を入力させたり、自分好みにカスタマイズ可能!
回答内容を他の人から見えないようにする設定もできて安心です。
使う前に知っておきたいデメリット
ここまで見た方は「kintoneっていいことだらけじゃん!」と思ったかも。でも、ちょっと気をつけたいポイントもあるんです。
ここではそのデメリットをいくつか紹介しますね!
月額費用がかかる
kintoneは1人ずつ月額料金がかかるので、少人数でも本格利用するとコストに注意!
ただし、開発やテスト用には 開発者ライセンス を使えば無料で利用できるので、まずはお試しも可能です。
データが多いと動きが重くなる
顧客情報や案件がたくさんあると検索や表示が少し遅くなる場合があります。大量データを管理したいという方は工夫が必要です。
高度なカスタマイズは知識が必要
基本機能だけなら簡単ですが、「こんな画面にしたい」「自動処理をガッツリやりたい」となるとちょっとした知識が必要です。
当サイトではJavaScriptでのカスタマイズ事例も紹介しています!!
オフラインだと使えない
クラウド型なので、ネットがないとアクセスできません。出張先や地下では要注意です。
多少デメリットはありますが、それ以上にメリットが大きいのがkintoneの魅力です!
こんな人・企業におすすめのkintone
kintoneは便利だけど、どんな人や会社が特にメリットを感じやすいのでしょうか?ざっくりまとめるとこんな感じです!
- 紙やExcelで業務管理していて大変さを感じている人
- システム部門に頼らずに業務改善したい人
- 中小企業や少人数チーム
逆に言うと、大規模データを扱う大企業やオフライン環境では工夫が必要です。ですが、現場の困りごとをすぐ解決したい中小〜中規模チームには、とてもメリットが大きいです!
まとめ
今回は「kintone」についてご紹介しました。
現場の困りごとをすぐ解決したい 中小〜中規模のチーム には特におすすめです。
紙やExcelだけで管理していた情報もまとめて管理でき、日報やアンケートもラクになります。
注意点としては、月額費用がかかることや、大規模データ・オフライン利用には工夫が必要ですが、それ以上にメリットが大きいのがkintoneの魅力です。
まずは 開発者ライセンスでお試し して便利さを体感してみましょう!

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